設備・機器の紹介(画像はクリックすると拡大します。)
院内の様子
医療機器のご紹介
NIOX VERO(一酸化窒素ガス分析装置)
吐いた息に含まれる一酸化窒素の濃度(FeNO)を測定する医療機器です。 測定値から、気道の炎症状態を診断することができます。
気管支喘息の診断や、使用する吸入薬の濃度の調整や治療効果を判断するのに役立ちます。
MostGraph-01
当院では、呼吸機能検査の際に呼吸抵抗を計測する「MostGraph-01 」を導入致しました。
呼吸抵抗検査とは、装置より発生される空気の振動に対して、呼吸の抵抗値がどの程度あるのかを計測する検査です。
主に喘息やCOPD の診断、薬の効果の判定などに用いられています。
また、長く咳を患われる方の中には気管支喘息や咳喘息を罹患しているケースも多いのでこれら疾患の診断にも有用です。
上の図は健常者とCOPDの患者様との抵抗値を比較したものです。
この様に結果は3D カラーグラフィックで表示されるので患者様へのご説明の際も視覚的にわかりやすく行うことができます。
スパイロメーター
肺機能検査は、肺から出入りする空気の量を測って、肺の大きさや気道が狭くなっていないかなどを調べる検査です。
また、呼吸器疾患の重症度を調べたり、肺の働きの確認をするために行います。
喫煙者で息切れ、せきやたんなどの症状が続く場合COPD(慢性閉塞性肺疾患)の可能性が疑われます。
検査自体は簡単で、マウスピースを口にくわえ息を吹くだけなので負担が少ないものです。
心電図
心臓の筋肉が全身に血液を循環させるために拡張と収縮を繰り返すとき、微弱な活動電流が発生します。
その変化を波形として記録し、その乱れから病気の兆候を読み取ろうとするのが心電図検査です。
心臓の疾患に関する検査の中では比較的簡単に行えるものであることから、病気発見の第一の手がかりとしてよく用いられます。
レントゲン撮影装置・CRシステム
レントゲン撮影された画像はCR(コンピューティド・ラジオグラフィー)システムでデジタルデータ化されるので、X線フィルムに現像する通常のレントゲンと異なり、廃液も出さず環境に配慮されています。
デジタルデータなので、過去の検査データとの比較なども迅速に出来ます。